呼吸が浅いと感じたら整体のアプローチで呼吸を整えましょう【深くゆっくり呼吸できる体づくりのポイント】

最近、「呼吸が浅い」「胸が広がらない」「すぐに息が上がる」
そんな感覚はありませんか?

呼吸が浅くなる原因は、運動不足だけではありません。
日常の姿勢のクセ、首肩のこわばり、ストレスによる緊張、内側の筋肉の動きにくさなど、さまざまな要因が重なって起こるものです。

特に現代は、スマホ姿勢や長時間のデスクワークにより、
胸・肋骨・横隔膜まわりが硬くなりやすく、自然と「浅い呼吸」になってしまう方が増えています。

浅い呼吸が続くと、気持ちも落ち着きにくく、疲れも取れにくいと感じることがあります。
そこで役立つのが、体の緊張をゆるめて呼吸が入りやすい状態をつくる“整体的なセルフケア”。

ここでは毎日短時間でできる、呼吸を深めるための習慣を紹介します。


肋骨ストレッチ

両手を頭の上へ伸ばし、左右に倒す動作は、固くなりやすい肋骨まわりをゆっくり広げる動作です。
肋骨が動き出すと、肺が膨らみやすくなり、深い呼吸が入りやすくなります。

やり方

  1. 背筋を伸ばし、両手を上へあげる

  2. 左右どちらかにゆっくり倒す

  3. 呼吸に合わせて数回繰り返す

こんな場面に向いています
・朝の目覚めに
・仕事の合間に
・運動前の準備に

胸まわりが広がる感覚が出てくると、呼吸の伸びも変わりやすいケアです。


肩の上下深呼吸

肩をすくめてからふわっと下ろすことで、首肩の緊張がほどけやすくなります。
特にストレスを感じると肩に力が入り、呼吸が浅くなるため、この動きはとても効果的です。

やり方

  1. 息を吸いながら肩をギュッとすくめる

  2. 息を吐きながらストンとリラックスさせる

  3. 5〜10回ほど繰り返す

おすすめのケース
・仕事で緊張しやすい
・肩こりを感じやすい
・呼吸が短くなるクセがある

肩が一度リセットされることで、吸う息が自然と入りやすくなる人が多いケアです。


お腹呼吸トレ

お腹に手を置くことで、呼吸の場所が意識しやすくなります。
リラックスしたいときや寝る前に取り入れやすい習慣です。

やり方

  1. 仰向けまたは椅子に座った姿勢でお腹に手を当てる

  2. 息を吸ったときにお腹が軽く膨らむのを感じる

  3. 吐くときはふわっとお腹が戻るのを意識する

向いている人
・胸式呼吸になりがち
・緊張しやすい
・寝る前にリラックスしたい

「ただ手を当てる」だけでも呼吸に意識が向き、自然と落ち着きやすくなります。


背中開き呼吸

現代人は胸だけで呼吸をしがちですが、本来は背中側も大きく動くのが理想的です。
両腕を前で組む動きは背中が開き、呼吸が背中側に広がりやすくなる習慣です。

やり方

  1. 両手を前で組み、肩を軽く前に入れる

  2. 肩甲骨の内側が広がるイメージで深呼吸

  3. 数回リラックスして繰り返す

おすすめの場面
・デスクワークで背中が丸くなる
・呼吸が浅くなっていると感じたとき
・気持ちを切り替えたいとき

背中側に空気が入る感覚が出てくると、呼吸量が増えて気持ちが落ち着きやすくなります。


ゆっくり吐く練習

呼吸を深めるうえで最も大事なのは、「吸う」よりも「吐く」。
ゆっくり長く吐くことで、体がリラックスに傾き、自律神経が整いやすいといわれます。

やり方

  1. 鼻または口から、細く長く息を吐く

  2. 肺の中の空気を全部出すのではなく、心地よい範囲で

  3. 5〜10回繰り返す

向いている人
・落ち着きたい
・緊張しやすい
・息苦しさを感じやすい

「吐く」動きに意識を向けるだけで、呼吸の深さが自然と変わっていきます。


呼吸が深くなると、心と体は驚くほど軽くなる

呼吸は、生命活動の基本です。
どんなときも休むことなく働き続けているため、少しのクセや緊張が積み重なるだけで浅くなりがちです。

しかし、胸・背中・肩・お腹をやわらかく動かしてあげるだけで、
体が自然と呼吸をしやすい状態に戻り、気持ちも落ち着きやすくなります。

・疲れが取れにくい
・気持ちがゆらぎやすい
・姿勢が丸くなりやすい
・緊張しやすい
こうした悩みを抱えている人ほど、「呼吸の質」が変わることで体感が変化しやすいと言われます。

無理のない範囲で、今日から少しずつ取り入れてみてください。

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