自律神経を整える方法|整体院が教える「呼吸・耳・首・背中・手首」セルフケア
日々のストレス、長時間のデスクワーク、睡眠の乱れなどが続くと、
「なんだか疲れやすい」「眠りが浅い気がする」「緊張しやすい」
といった“自律神経の乱れ”を感じることがあります。
今回は、三原整体院が普段の施術でも大切にしている
「呼吸」「刺激の質」「ゆっくりした動き」
を取り入れた、誰でも自宅で行えるやさしいセルフ整体をご紹介します。
1. 深呼吸3回
〜まずはカラダをリラックスモードへ〜
ゆっくり息を“吐く”ことを意識して、深呼吸を3回。
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ゆっくり吐いて → 吸う
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肩の力を抜き、背中を軽く伸ばす
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目を閉じてもOK
呼吸が整ってくると、副交感神経が働きやすい状態になり、
心身が落ち着きやすくなります。

2. 耳マッサージ
〜自律神経のスイッチに触れるような感覚〜
耳は多くの神経が集まる場所。
軽く引っ張ったり、耳の縁をそっとなぞるだけでも心地よい刺激になります。
やり方
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耳たぶを軽くつまむ
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外側へ“ふわっと”引っ張る
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そのまま数秒キープ
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痛くない範囲でゆっくり回す
短時間でもリフレッシュ感が得られやすいセルフケアです。
3. ゆっくり首回し
〜首を急がず、円を描くように〜
首まわりは自律神経と関わる筋肉が多く、
血流がめぐりやすくなることで頭がスッキリすると感じる方もいます。
ポイント
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早く回さず「ゆっくり」
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痛みのある方向は避ける
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反対回しも同じ回数で
※めまい・痛みがある場合は無理に行わないでください。
4. 背中開きストレッチ
〜肩甲骨が広がると呼吸がスムーズに〜
肩甲骨まわりがこわばると、呼吸も浅くなりがち。
ストレッチで胸・背中が開くと、呼吸が自然と深まりやすくなります。
やり方
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両手を前で組む
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息を吐きながら背中を丸める
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肩甲骨を左右に開く意識
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5〜10秒キープ
呼吸と動きを合わせるのがコツです。
5. 手首さすり
〜やさしい刺激で心拍が落ち着く感覚に〜
手首の内側には、やさしく触れることで
安心感につながるポイントがあります。
やり方
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手のひらで手首を“なでるように”往復
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強くこすらず、やさしく
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30秒ほどゆったり行う
深呼吸と組み合わせると、より落ち着きやすい時間をつくれます。
🌱 メッセージ
カラダが整うと、心も自然と穏やかになっていきます。
自律神経は「整えよう」と力むほどコントロールしづらいものですが、
やさしい動きや心地よい刺激、ゆっくりした呼吸 は
誰でもすぐに取り入れられる大切な土台です。
無理なく続けられるものだけでOK。
ちょっと疲れたとき、寝る前、仕事の合間にぜひ取り入れてみてください。
必要に応じて専門家へ相談しながら、
あなたのペースで心とカラダを大切にしていきましょう。


